うっ……。 「気持ちわる...」 「あらあら、大丈夫?小杉さん。」 あたしの席を通りかかった 4組の副担の先生が呑気をかけた。 「は、はい...。」 いやぁ。 全然大丈夫じゃないんだけど。 「ほんと乗り物ダメだねー...明花は。」 澪はあたしの背中をさすりながらそういう。 まぁこのとおり。 あたしはバスに乗ってて酔ってしまった。 新幹線でも少し気持ち悪くなるくらい、 乗り物酔いがとてもひどい。 「どうした?」 低い声があたしたちの横から伝わる。