そこから澪の質問攻めが始まった。 「付き合ってるんでしょ?」 「まぁ。」 「じゃあ見せちゃえばいいんじゃない?」 「だって...野上くんが。」 「野上がどうした?」 あたしたちは体勢を変えることもなく、 永遠と質疑応答を繰り返していた。 何十回も聞かれた質問に答えて、 やっと澪は理解してくれた。 「でもやっぱりあんた。野上が好きなんじゃない?」 トイレから会場へ戻るとき、 澪はあたしに視線を合わさずそう言った。 今更……。 そんなこと。言わない、で......。