―――――… 翌日は、空が真っ青な日だった。 「それなのに、部屋に閉じこもってるって。」 どれだけ友達いないんだろ、って感じ。 ――TRRRRR そんな中、家に響いたのは固定電話の音。 (もしかして、) 急いで部屋を出て、電話機の元へ走る。 一つ、深呼吸。 また一つ深呼吸。 「…よしっ」 7回鳴り続いていたコール音は、取ったことで鳴り止んだ。