なんか言葉の響きが、エッチぽい?


気のせいかな。


もう、いいや、今はきらりの所に、


「だから、歩けって。」


走り出そうとしたら、またとめられた。


「なんで?」


「なんでって。
自分の服わかってないの?」


「わかってるよ。」


今自分が着てる服でしょう、もちろん、わかってるよ。


「はぁ、やっぱり天然か。」

天然って、なによ。


「そのミニスカートでなんで走ろうとするのかな。
まわりに見えちゃうよ。」


あっ、なるほど。


清水くんは、ミニスカートで走ろうとする私を、止めてたのか。


ミニスカートじゃなくて、中に同じ柄の短パンはいてるのが、わかってないんだ。


「見えないよ、ほら。」


スカートの裾をまくってみる。


「バカ、やめろよ。」


顔をそむける清水くん。


「スカートじゃないよ。」


その言葉に、こっちを見てくれた。


「何するのかと思った。
びっくりした。」


いやだって、遊園地でスカートまくって下着見せる訳無いじゃん。


私どんな人よ、それ。