「だから、王子の気持ちじゃなくて、私たちの気持ち考えようよ。」
「私たちの気持ち?」
「奈津美はどうしたい?」
「清水くん、来週の日曜日に遊園地誘ってくれたの。
きらりの都合がよければ行きたい。
行って告白したい。」
うなずくきらり。
「私は、奈津美の思うようにしてほしい。
日曜日の予定はないよ。
遊園地行こうよ。
それと、うらやましいのは私もだよ。」
「なんて゛?」
すごくかわいいきらり。
私に、きらりがうらやましく思う所なんてないよ。
「私、小学校の時いじめられてたのに、中学校になって、まぁ陰口は言われてるけど、表だってのいじめはなくなった。
なんでだと思う?
何が違うと思う?」
「えっと、中学生になったからかな?
少し大人になっていじめをやめたとかかな。」
「違うよ。
中学生になっても、私も周りも基本的にはかわらないよ。
答えは奈津美。
奈津美だよ。」
私?
「私たちの気持ち?」
「奈津美はどうしたい?」
「清水くん、来週の日曜日に遊園地誘ってくれたの。
きらりの都合がよければ行きたい。
行って告白したい。」
うなずくきらり。
「私は、奈津美の思うようにしてほしい。
日曜日の予定はないよ。
遊園地行こうよ。
それと、うらやましいのは私もだよ。」
「なんて゛?」
すごくかわいいきらり。
私に、きらりがうらやましく思う所なんてないよ。
「私、小学校の時いじめられてたのに、中学校になって、まぁ陰口は言われてるけど、表だってのいじめはなくなった。
なんでだと思う?
何が違うと思う?」
「えっと、中学生になったからかな?
少し大人になっていじめをやめたとかかな。」
「違うよ。
中学生になっても、私も周りも基本的にはかわらないよ。
答えは奈津美。
奈津美だよ。」
私?

