「幸治くん、あの手を。」


「いや?」


俺はさらに強くからませる。


「いやじゃないけど。」


そう言いながらも、奈津美からも手をからませてくる。


あぁ、本当に可愛い。





「はぁ、あんたたちねぇ。
もういいかな?
話はじめるよ。
奈津美、二人の世界作るのは二人っきりの時にお願いね。」


皆川さんの言葉に、ここがファミレスだった事を思い出す。


「そんな、二人の世界だなんて。」


奈津美の耳が真っ赤になる。


奈津美、可愛すぎるよ。



「えーと、それで、あなたのお姉さんが彼女だったって言う話だったわよね?」


「そうです。
二人は愛し合っていたんです。」


不機嫌そうに沢井はいい始めた。


「ふざけんなよ沢井。
そんなうそ「ちょっと待って。」


皆川さんにとめられる。


「少し確認したいんだけど
二人は付き合ってたのよね?」


「はい、私の姉と清水くんは付き合ってました。」


「じゃ、二人はどんな付き合いだったの?
付き合っていたんだから家に来た事ぐらいあるでしょう?」


俺と沢井姉との付き合い?


どんな空想話なんだこれは。