『いったいどうなってるのそっちは?』


俺は理事長に呼ばれてからの話をくわしく話した。


『なによ。
奈津美関係ないじゃない。
まったく巻き込まないでほしいわ。
関係ないのに、言いたい放題いわれて、奈津美が可哀相よ。
自分一人で解決出来ないなんて、あー、なんてつまらない男。』


反論出来ない。


俺のせいで奈津美に迷惑かけた。


……泣かせた。


ほんとにつまんない男だな。


早く、奈津美に相応しい男になりたい。


『それも、言われるままだし。
裏とかとったの?』


裏をとる?


『いや、特に何もしてない。』


『うわー、バカ?
もしかして理事長に言われてから何もしてないわけ?
なんかおかしいって思わない?』


『おかしいって?』


『あー、最低。
おかしいでしょう?
なんでお金集める必要あったの?
学校経営失敗?
理事長がバクチ好き?
理事長が女に貢いでる?
なんでそこ調べないかなー。
対策できないじゃない。
信じられない。』