ーキュルルルー


突然、不思議な音が聞こえた。


「ごっ、ごめんなさい。」


奈津美がお腹をおさえる。


奈津美のお腹の音?


時計を見れば3時になろうとしてた。


はは…、そりゃお腹すくな。


気づかなくて悪い事した。


しかし、奈津美のお腹の音って、可愛いな。


……お腹の音まで可愛く思えるなんて、俺どこまで奈津美の事好きなんだよ。


「お昼にしよう。
もう、泣いたらだめだよ。」


奈津美の目のふちに、軽くキスをしてベッドをおりる。


ベッドの中から俺を見る奈津美。


すごくいい。


ずっとベッドにいてくれないだろうか。


「こんな時間にお昼ご飯なんて、家政婦さんに迷惑じゃない?」


「大丈夫。
グラタン作っといたから、あとはオーブンで焼くだけだし、サラダも作って冷蔵庫にあるからだすだけ。」


「えっ、作っといたからって?
家政婦さんが?」


「いや、俺が作った。
奈津美に食べさせたくて。
ちょっと待ってて。」


部屋を出てキッチンへ急ぐ。