もう、いいや、とりあえず食べよう。


私の前には、ミートドリアにチキン南蛮半分、チョコレートケーキ、杏仁豆腐二個。


これ、ダメだ。


ミートドリア半分清水くんにあげても、好きな人の前で食べる量じゃない。


「奈津美、杏仁豆腐美味しそうね。
塚本くん、清水くん一つもらっていいわよね。」


私に目で合図しながら、杏仁豆腐の小鉢をとってくれた。


きらり、わかってくれたんだ。


ありがとう。


えーと、ミートドリアを小皿に半分乗せて、あとは塚本にお願いしよう。


「塚本くん、清水くんにわたしてくれる?」


「ああ、ほら。」


「あぁ。」


なんか二人変な空気?


「ありがとう、小瀬さん。」


笑顔の清水くん。


気のせいかな?


「小瀬さんは高校入ったら部活どうするの?」


「うーん、まだ決まってないかな。
塚本くんは?」


「俺は入らないかな。」


私と塚本くんは、高校の話をしながら楽しく食事をした。