「はぁー。」


もうため息しかでない。


元気なくなる。


こんな時は、私の元気の元を見るに限るわね。


私は、ベッドの下から箱を出す。


箱からだしたのは、私の元気な元。


清水くんからの54枚の手紙。


一番上にある青い便箋、54枚目を手にとる。



『今までありがとう』


私は文字を指でなぞる。


私と清水くんを三年間繋いでいた手紙。


きらりも知らない、私と清水くんを三年間繋いでいた手紙。



違う。


違う。



清水くんも知らない、私との繋がり。



私だけが知ってる繋がり。