「なぁ、狙ってるの?」


やばいやばい、またまた話しが見えないよ。


何がどうなってこうなるの?


「なぁ、俺をこんなに振り回して、狙ってるの?
小悪魔?
やっぱり天然?」


もうだめ、意味がわからなすぎて、頭が沸騰する。


「ごめん清水くん、意味がわからない。」


「はぁ、やっぱり天然か。」

もうわけわかんなし、つないでる手の中汗すごいかいてるし。


「とにかく、手離そうよ。
私の汗気持ち悪いでしょう。」


「あぁ、本当に汗すごいな。」


クスリと笑う清水くん。


「だから手離そ「離さないよ。」


清水くんに言葉をとめられる。


「離さないから。
汗かいていいよ。
だって、ヌチャヌチャのビショビショなんだろ。
二人でなろ。」


わかんない、わかんない、わかんないけど、清水くん色っぽい。


色香ってやつなの?


体中から汗がふきでる。


信じられない、自分が。


好きな人の前で汗だくって。


あり?


完全にそんな女なしでしょう。


もういやだ。


汗だくのデブだよ。


ありえない。