花火☆letter



「あの映画どう思った?」


「えっ?」


突然、映画の感想を聞いてきた雄大。


「そうだな・・・嫌いで別れた訳じゃないじゃない?あの主人公。


突然好きな人と別れた人の辛さは、その人にしかわからないと思うんだよね。

でも、その人たちそれぞれいろんな思いがあると思うけど、次の恋にどうやったら進めるんだろう?って思ちゃった」


「次の恋・・・

麗菜は?」



「えっ?」



「麗菜がもし、あの主人公みたいに、突然恋人と別れることになったら、次の恋に進める?」



雄大は、私の顔をじっと見つめながら、そう尋ねてきた。


雄大の目があまりにも真剣すぎて、私は笑うことができなかった。


「わからない。その人とはもう二度と会えない運命だったら、その人のこと忘れることはできないと思う。

でも・・・」


その時、頼んでいたメニューが運ばれてきて、私の話は途中で終わった。