花火☆letter


私たちは、近くのおしゃれなカフェにやってきた。


「いらっしゃいませ。

2名様ですね。申し訳ありません。今、お席が満席で、テラス席で良ければご案内できますが、どうされますか?」


店員さんにそう勧められ、雄大は私を見た。


「どうする?」


「私は、テラス席でも」


「じゃあ、テラスでお願いします」


「ご案内します」


店員さんに案内されて、私たちはテラス席に座った。



「お腹空いてきた。何食べる?」


「そうだな、これとか美味しそうだな」



私たちは、それぞれ食べたいメニューを頼んだ。


「でも、今日はいろんな発見があったな」


「えっ?」


「雄大の新たな一面をたくさん見れたしね」


「たとえば?」


「恋愛映画が好きになとことか?塩味のポップコーンが好きなとことか、図書館が好きなとことか?

あと、都市開発に興味があるとか?」


そんな私の言葉に、鼻で笑った雄大。


「本当は、違うでしょ?」


「えっ?」


「ただ単に、映画を観たり、図書館に連れて行ったりしたくて、誘った訳じゃないでしょ?」


私がそう言うと、雄大は微笑んだ。