数日後・・・
「あっ、雄大!!」
大学の学食でランチを食べていると、晴人がやってきた。
「お疲れ!」
「この間、本当なありがとうな。
あっ、そうそう。お前、麗菜と知り合いのなの?」
突然そう聞かれ、誰のことかわからず、一瞬戸惑う俺。
「えっ?麗菜って?」
「えっ!?ほら、この間居酒屋で一緒だった俺の高校の同級生」
あの凛花にそっくりな女の子のことか・・・
「あの子・・・」
「やっぱり知り合い?麗菜、なんも言ってなかったけど」
「いや、全然知り合いじゃないよ。なんで?」
「『なんで?』って、お前の態度見てたら、知り合いかな?って思うだろう」
「あぁ、ちょっと知り合いに似てただけ」
「なんだ。それにしても、お前、めっちゃ驚いてなかった?」
「いや、本当に似すぎてて、驚いただけ」
「何?その知り合いって、元カノだったりするんじゃねーの?」
ふざけて言った晴人の言葉に、自然と俺の手が止まってしまい、そんな俺の姿を見て、晴人も驚いていた。
「えっ?マジ??」
「いや、違うよ」
俺は、慌てて否定した。
「びっくりした。忘れられない恋人なのかと思った」
“忘れられない恋人”
違わない・・・・
晴人の言う通りだった。
俺は未だに、凛花の姿をおっているんだ。
あの子を見て、ずっと夢見た姿を想像したんだ。
凛花の成長した姿を・・・
