花火☆letter


数日後・・・


「あっ、雄大!!」

大学の学食でランチを食べていると、晴人がやってきた。


「お疲れ!」


「この間、本当なありがとうな。
あっ、そうそう。お前、麗菜と知り合いのなの?」

突然そう聞かれ、誰のことかわからず、一瞬戸惑う俺。


「えっ?麗菜って?」


「えっ!?ほら、この間居酒屋で一緒だった俺の高校の同級生」


あの凛花にそっくりな女の子のことか・・・


「あの子・・・」


「やっぱり知り合い?麗菜、なんも言ってなかったけど」


「いや、全然知り合いじゃないよ。なんで?」


「『なんで?』って、お前の態度見てたら、知り合いかな?って思うだろう」


「あぁ、ちょっと知り合いに似てただけ」


「なんだ。それにしても、お前、めっちゃ驚いてなかった?」


「いや、本当に似すぎてて、驚いただけ」


「何?その知り合いって、元カノだったりするんじゃねーの?」

ふざけて言った晴人の言葉に、自然と俺の手が止まってしまい、そんな俺の姿を見て、晴人も驚いていた。


「えっ?マジ??」

「いや、違うよ」

俺は、慌てて否定した。


「びっくりした。忘れられない恋人なのかと思った」


“忘れられない恋人”


違わない・・・・


晴人の言う通りだった。


俺は未だに、凛花の姿をおっているんだ。


あの子を見て、ずっと夢見た姿を想像したんだ。


凛花の成長した姿を・・・