俺の前に現れた彼女は、声も姿も俺の大好きだった彼女にそっくりだった。 ただ違うのは、あの頃の凛花ではないということ。 凛花は、15歳で俺の前からいなくなった。 その凛花が大人になった姿に会うことはできない。 会いたくて仕方がなかった。 でも、それは叶わぬ夢でしかなかった。 だけど、俺の前に突然現れた彼女は、怖いぐらい凛花にそっくりだったんだ。 でもあの子は、凛花ではない。 凛花は凛花だ。 誰にも凛花の代わりにはなれない。 わかっている。わかっているのに・・・