花火☆letter


俺の家族と凛花の家族の合同誕生日会。

15歳の誕生日を最後に、合同誕生日会はなくなった。

この日が、誕生日だけではなく、凛花の命日になってしまったからだ。


だけど、今年20歳の誕生日を祝いたいと、凛花の両親から提案があった。


ウチの両親はもちろん喜んで承諾をし、今日のこの日を迎えた。



「お誕生日おめでとう!!」


目の前にはたくさんのご馳走とケーキが並んでいた。


ケーキには、【Happy Birthday Yudai & Rinka】の文字が書かれてあった。


俺の横にいるはずの凛花の姿は、そこにはなく、笑顔いっぱいの15歳の凛花の写真が置いてあるだけだった。