家に着くと、そこには父さんの姿しかなかった。
「父さん!凛花は?
てか、みんなは?」
慌てる俺に、父さんは言った。
「まずは、着替えてこい!
話はそれからだ。急いで、着替えてこい」
「その前に、何があったか話してよ!」
すると、父さんは俺の肩に手を置いて言った。
「落ち着いて聞け!
凛花ちゃんが・・・事故に遭った」
「えっ・・・」
凛花が事故に遭った?
「みんな病院に行った。
母さんも一緒にな。お前も早く着替えて、病院へ向かうぞ!」
父さんの言葉が入ってこない。
俺は、動けずにいた。
「雄大!早くしろ!」
父さんの声に、我に返り、俺は急いで準備をした。
