花火☆letter


麗菜に凛花の話をした。


それが正しいことなのかなんて、わからない。


わからないけど、話さずにはいられなかった。


「凛花のことが忘れらなくて・・・ずっと忘れられなくて・・・

凛花に会いたかったんだ・・・今も会いたいって・・・」

不思議と麗菜の前では、本心が言えた。


その時の俺は、自分のことしか考えていなかったんだ。

次の瞬間、俺の目から涙が溢れた。


その時だった。


そんな俺を優しく麗菜は抱きしめた。



そして・・・

「忘なくていいじゃん」


「えっ・・・」


「忘れる必要ないじゃん!凛花さんのこと、忘れる必要ないよ」


そう言ってくれた。



「凛花さんは凛花さんだけだよ。雄大にとって、大切な人なんだから、忘ちゃダメでしょ?」



麗菜にそう言われて、俺は涙が溢れた。



今まで我慢してきた涙も一緒に流れていくような気持ちだった。