こんな時に…
嫌だな…私。

「あっ…う…ん」

栄祐の言葉に頷いた私は、ユウの側に行くと、しゃがみ、彼女に声をかけた。

「ユウ?大丈夫?」

すると、私の問い掛けに、ユウは
“うんうん”と大きく頭を縦に動かす。

その髪からは、雫が滴り落ちる。

着ている白のチュニックブラウスは、ユウの肌にピタリと貼りついてて…

ブラのカップの形が、くっきりと浮き出ていた。

「良かったぁ…びっくりしたよぉ」

そう言いながら私は、ユウの右側に更に寄ると、彼女の肩に両腕を回した。

栄祐に死角になる様に…
透けたブラに栄祐が気づかない様に…