出会い系サイトにメル友を募集した時には、50件近い数の人たちから返事が届き、しばらくは50人くらいの全国の人とメールをしていたっけ・・・

でも、気が付けばメル友の人数は、数日後には半分になって、数週間後にはまた半分になって・・・
一ヶ月過ぎた頃には5人くらいにまで減っていた。


それからまた、しばらく経った時には彼だけが残っていた。
彼だけが下心がなくて、友達になれた。

始めての異性の友達・・・

年上だけど、気さくに接してくれる。
まだまだガキだけど・・・それでもワタシのイイ所を見付けて、《凄い!》と言ってくれる。

真っ直ぐで明るくて、ホントにイイ奴だ。

ホント、ワタシはイイ奴と巡り会ったもんだ・・・
このキモチは今も変わらない、彼と知り合い・・・話しをして、私の世界は広がり、変わる事が出来たのだから。



〜今もし彼に会う事が出来たらなら、

「アリガトウ」

伝えたい・・・ちゃんと言えなかった感謝のキモチ。
ホントにホントに出会えて良かったと思う、今もこれからも、そのキモチは絶対に変わらないと思う。

でも、多分・・・彼に絶対なんて言ったら、
「絶対なんて有り得ねぇよ、絶対なんて言葉使うな」

って、怒られそうだけど・・・それでもアリガトウのキモチは変わらないから・・・これから先、絶対。
ワタシには胸を張って、そう言い切る自信があるから。
怒らないで、その時は聞いてね?
あの可愛らしい笑顔で笑って聞いてね?〜


<はにかむ>みたいに笑う、彼の笑顔は、ワタシの中で変わらないまま・・・少年の様に無邪気に笑う姿を、今も・・・覚えているから。