各自部屋に荷物をおいて砂浜に集合。

「ついたばかりで疲れてるかもしれないが、春季大会まで時間がない。さっそくだか砂浜ランニングだ」

顧問の一言で準備に入る選手達

ゆき先輩と私はストップウォッチをもつ。


「吉永はA。清水はBを頼む」


この強化合宿はA班とB班にわかれる。

主将・健人先輩ひきいるA班と

副主将・大地先輩がひきいるB班。


私は健人先輩の班につく事ができた

喜ぶ暇もなく、部員はトレーニングを始め、タイムを計りにいった。


でも…健人先輩と同じ…
合宿はきついかもだけど、やっぱり嬉しいや!


「休憩!」


練習開始から2時間後。
やっとの休憩に部員達は倒れ込む


「吉永」


「はい!」


部員がバテてる中で健人先輩は休まず私に声をかけてきた


「お疲れ、暑いだろうからこれ頭にかけとけ。」

差し出されたのは赤いタオル。
私があげたやつだ…

それを頭に被せてくれた健人先輩。


少し笑って練習に戻っていく