「紗由ちゃん、ありがとうね。捜してくれて。ほら、あみも礼いいなさい。」 あみちゃんは私の前に歩いてきて、 「信じてもらえないかもしれないけど…紗由なら来てくれるって思ってた!ありがとう。後、ひどい事ばっか言ってごめん」 あみちゃんはペコッと頭を下げてお母さんの元へ戻っていった そして振り返り… 「あのビンタは効いた!!」 そう言い残し、 笑って帰って行った。