キラキラ目を輝かせる悠馬。


『とってもおいしいよ?』



自然と、あたしも笑顔になる。



「じゃあ食うかっ!!」



全て初めてなこと。

それがこんなにも幸せなんて。


普通なのに。



あたしにとっては、すごくうれしかった。





『悠馬、ありがと。』



肉じゃがを運びながら、あたしはそっと呟いた。





「やっぱうまいなーっ。」




この日は、初めて一緒に眠った。