☆恋愛さらだ☆

「飯、食うか?」



突然立ち上がったかと思うと、変なことを言い出す彼。



いつもなら、食事は一人で済ませてくるくせに。





『今日、何かの記念日だった?』



少し目を大きくして言うと、彼はニッコリ笑った。


珍しすぎて、失う言葉。



だってこんなの、初めてだから。





「飯、一緒に作ろうよ。」




笑顔で手を差し伸べる彼。

やっぱり何かがおかしい…。


あたし、今日殺されたりしないよね?