「てかさー景介ってモテるよね」 あたしにニヤッとした笑いを向けて景介に言った雅。 屋上のベンチの上にあぐらかいてる景介はキョトンとした。 「は?俺がモテるって?」 「うん」 まさか景介 鈍感とか? 「あったりめーだ。いまさら気付いたのか」 「…」 自信満々に言う景介にあたしたちは目が点になった。