何かが…人が。


倒れる音がした。



梓の方を見ると、ビックリしてて。



倒れたのは、藍だった。






「あ、藍!?」



梓が必死に藍の名前を呼ぶ。






「芽衣!!救急車呼んでッ。」




叫ぶように私に言った。






目の前の状況があり得ない。







頭に浮かぶ文字は。







-ナンデアイガタオレルノ?-