「美晴、ちゃんと朝自分で起きられる様になりなさいよ!」 お母さんがあたしに笑いながら言う。 ....お母さんはよく私と美波を間違えることがある。 朝自分で起きられないのは美波なのにあたしと間違える。 でももう慣れたし、何回言っても忘れるからどうでもよくなって 適当に返事をする。 「うん...。」