「蓮くん、駐車場で待ってるね?」


中からは黒宮蓮の声がした。



そして絢香先輩は駐車場へむかった。



数分後、黒宮蓮が中からでてきた。




「…藍川さん。見たよね?」

「うん。誰にも言わないし、あたし最初から期待なんてしてないから。」


「それは、話が早いや。じゃ、さよなら」


「さよなら」