睦月サイド










「はぁ・・・・・」














俺は大きなため息をついた。













「いいとこあるじゃん☆睦月」












楓先輩が俺の頭をガシガシと撫でた。













「まったく、お人よしすぎるのよ。」













後ろから声が聞こえて俺は後ろを向いた。












「樹里に言われたかねぇよ」













「私は別に?でも、告白したけど即答で振られちゃった~」














「そうなの?お互い何で、同じような人を好きになっちゃったんだろうな」