甘い恋~幼なじみ~

『ありさと親友になる前からさ、山中のこと気になってたの。それで、ありさと仲良くなって、たまに山中とも話すようになって・・・もっと好きになっていった。』











ももは、いつもと変わらない口調で話し続けた。










『だけど・・・気づいたことがあったんだ。山中は、密かにありさが好きだってことに・・・。ありさを見る目は、凄く優しそうな目だった。それと、ありさは自分では気づいてなかったけど・・・あんたも、そんな目をしてたんだよ?だから、私は2人を応援しようって決めたの。何でだか分かる?山中をありさから奪う事だって簡単にできたはずなのに・・・』















『私、山中と同じくらい・・・それよりもっともっと・・・ありさのことが好きになったの。あ、レズとかじゃないよ?w』













ももは笑ってたけど、私は笑えなかった。













『そんで、中学の時に1回告られた楓にまた告られて、断ろうと思ったんだけど、楓が少しずつ好きになってくれたらいいって言ってくれて・・・今では楓が大好き★』















「もも・・・・・」














『私は、ありさには笑っててほしいって思うよ。その相手はありさが選ぶことだけど・・・。じゃぁ、明日に備えて寝なさい!!!じゃぁ、お休み!!!』











「うん。ありがと・・・・お休み」