少しして私は目を覚ました。



「....はる。」




私の横にはいすに座った春がいた。



「おっ。目覚めたか。朝っぱらから寝るから心配できちゃったじゃねーか。大丈夫か?」




「大丈夫...だけど春は...授業出ないといけなくない?」




「俺はいいって。胡桃のほうが大事だから。」




「...春。」