必然…偶然…奇遇

あんな しょうもない光浩でも そば に居なきゃ淋しいんだと情けなく痛感した でも後戻りしたくなく我慢に我慢を重ねて耐え忍んだ結果 今 また光浩と連絡を取り合っている イチカバチで光浩に全てを撤回した勝守との事は全て嘘だと 光浩は 案外あっさり信じ納得し許してくれた だが連絡は するものの一度として会っては居ない 三度目の正直で光浩とは くっついては離れてを三回も繰り返している だから今回も どうなる事やろ(女心と秋の空)と言ったコトワザ通り 私の心は光浩と連絡を取れた事だけで満足している不安を少しは癒せる ないものねだり 今は日毎に よって気持ちが違う熱く以前を振り返る気持ち等は甦るはずもなく 傷の 舐め合い 虚しさの癒しの 埋め合わせ 昨日は私を捨てた悪態ばかりつく光浩の過去を振り返り憎み また いつかは光浩に抱かれたいと願う女の欲望淫らな生態をさらし また ある日は友人に光浩の自慢話しをし(くっついて離れてしてるわりには三回目やし意外と私ら長く続くかも と 漏らしこぼして見たり)私は一度目は真剣に愛した光浩だけを全エネルギーを注ぎ 光浩は違う その言いなり奴隷な私を横目に自由奔放やりたいほうだい だから今 そこまで熱くもナイ私を光浩は熱くさせて また自分の思い通りの都合の良い女を築きあげようと しているのに間違えない