必然…偶然…奇遇

私は あれから心機一転し 新たな出発へと向けて歩み出した踏み出した はずが知らない土地 知らない街 知り合いも友達も何一つ 誰一人として居ない中を心が折れて弱った私には光浩か勝守 この二人の二文字だけがダメ駄目と思いつつ振り出しに逆戻りアカンと頭で分かっていても折れた心に癒しが必要でコールを鳴らさずには いられなかった 勝守と別れてから光浩とか肉体関係抜きで交友関係を深めては いたものの実話 勝守と光浩は顔見知りの関係で あった なので必ずしも ありえない信じられないゾーンに私だけは分かっていながら自ら首を突っ込んで巻き起こしたストーリーだった 潔癖な光浩は勝守との過去を知り 分かる様に仕向けたのも この私だ 勝守とのLoveLoveツーショット写真を光浩に分かる様に わざと置いた それを光浩は まんまと私の仕掛けた罠に引っ掛かり勝守との関係を察した その時に私は光浩に全てを告白し打ち明けた 私は それでも光浩を繋ぎ止めておく事が出来ると浅はかな知恵で思っていた 一度別れて再び会って二度目は肉体関係を持たず清い間柄 一度別れた事によりリセットされていると思い込んでいた 光浩は即 その場 私の部屋から出て行き 光浩から ある程度の時間を おき連絡が あった(全てを知った今 勝守は わしの友人や それは お前を責める訳でもなく無理だと)言い放って 切り際には又 明日 いつもと変わらず電話するを最後に音信不通 私の予想を遥かに超えた展開だった 私の計画は失敗に終わった 私の計画では光浩は ただで さえ嫉妬深い男だから必死になって嫉妬しながらも私と向き合うと とんだ勘違いだった計画ミスよりも その時はイチカバチかの私なりの どっちでも良かった懸けやった でも居なくなって