「そう?これが本当の姿だったら心結は嫌なの?」 「やだ。前はもっと優しかった」 「今とは違うと…」 「うん。前の方がいいな、前の陽くんは好きだった」 「俺はいつの心結も好きだよ」 「うそ。最近前より意地悪になったよ!」 「だからこれが本当なんだよ!」 「ちがうもん!絶対に!」 「じゃあ、今の俺を…」 凄い風が吹いた… ――――― 「っえ?なに、ごめん風で聞こえなかった」