すると後ろからガサガサとトランクをあさる音が聞こえ秋斗が大量のおにぎりやパン…飲み物を運転席と助手席の間に差し出した。

『いつ買ったん!?』

春斗は驚き目を丸くした。

『夜中に寄ったガソリンスタンドの売店で買った。』

『いつの間に車に…確かスーツケースしかもってなかったような…』

『お前らがトラックに荷物とりに行ってる間だよ。』

『おぉ!さすが秋斗!』

謎がとけ2人は安心してパンやおにぎりにかぶりついた。

『…考えて食えよ。』

秋斗さんは微笑みながら今度こそちゃんとゆっくり眠りについた。