『そうなんですか……』
『敬語じゃなくていいぞ。
俺たちはこっちの世界ではお前より2歳年上だが実際には2日早くこっちにきだけだから、あっちの世界では同じ歳だ。』
春斗さんより落ち着いている秋斗さんはどうしても年上にみえるが…いわれるままに敬語をやめた。
『そうなんだ…』
『あぁ。そっから…急にこいつが意味わかんねぇ事しだして…勝手に政府内部に侵入して情報盗み出して…捕まってこのざまだ…』
『そんな言い方ないだろー?
そのおかげで情報はちゃっかり盗めたし、涼にも会えたし!!
裕も助けれたし!!…なっ!!裕!?』
『へっ?あぁ…うん。』
急に話を振られた俺は気の抜けたような返事をしてしまったが…
春斗は全然気にしていない様子で話しをつづけた。
