『ちょっと待てよ!』 プツッ―… 俺はマイクの電源を落とすとまた研究室に戻りさっきのパソコンの前に座った。 さっきのはきっと爆弾だろう。 そして多分…侵入者に情報を持ち出させないためや強制ログアウトさせないためのものだろう。 詰めが甘かった。 鍵にあける順番でもあったのか部屋に入ったから作動したのかはわからない。 どっちにしろ早くログアウトしないと… 『裕?聞こえてるか!?早く帰ってこい…』 親父―… 『なにしてんだよ裕!!』 秋斗さん―… ごめん―…