俺は全部の鍵を開け終えると鎖をほどいて扉を開けた。 『研究室……?』 積み上げられた書類。 カーテンの締め切られた埃っぽく薄暗い研究室に足を踏み入れる。 俺はそのままスタスタと真ん中にある少し変わった形のパソコンの前に立った。 『親父…これからどうすればいい?』 『バックアップを削除する。』 親父がそう告げる。 すると突然。 『やめろぉぉぉ―…』 陣野は彩花を投げ飛ばし銃を奪い返すとわずかに動く左手で親父の足を撃ち抜いた。 『ぐっ―…』