『綾紀…お前がな…お前が俺の研究を勝手に完成させたせいで… 国から表彰されたのもお前、賞金をもらったのもお前、その後の仕事が保証されたのもお前! お前は俺の地位も名誉も簡単に奪いさっていきやがった。 司織はそんな生活に疲れて出て行ったんだ…』 『あれは……』 親父が過去を振り返り言葉をなくす。 その過去とは陣野が研究に行き詰まったときに陣野の部下が勝手に綾紀に意見を求めにきた時の事だ。 綾紀は何も知らず全ての謎を解決してしまい…数日後、周りの人達は綾紀の研究結果だと発表した。