ドアを抜け、向かいの研究所の裏口から中に入る。 研究所に足を踏みいれた時、一度後ろを振り返ると遠くの方で数人の男達が春斗を探しているのが見えた。 (さすがにあいつ等もこんな精密機械の中で発砲なんて出来ないだろう…) 春斗は装置の影に隠れて彩花の右肩の袖をめくった。 そこには… ”2C-124” 装置にのったときに全員が肩に装置の番号を刻印されている。 もちろん、春斗にも。 『2階C列124番…』 春斗はもう一度ちゃんと彩花を抱えると2階へ… 研究所の脇にある階段を駆け上がる。