部屋を片っ端から見ていく時間もない。 直感の向くまま適当にドアを開けてみると強面のオッサンがこっちに睨みを利かせていた。 春斗は何も見なかったようにパタッとドアを閉め先へ進む。 (外の鉄格子って侵入をふせぐためじゃなくて…逃亡をふせぐためだったりして…) そんな事を考えながら走っていると階段に行き着く、2階にあがると看護婦達がざわざわと騒いでいた。 どうやらどこかの部屋で患者が暴れてるらしい。 そのおかげなのか見張りは出払っていていないようだ。 『ラッキー♪』