春斗はカプセル型の装置にたどり着き足を止めると一度後ろを振り返り手をあげる。 そしてカプセル横のボタンを押した。 カプセルが… シュゥゥン―… と音を立てて両側に開く。 春斗が中の台に飛び乗ると開いたカプセルが自動的に春斗を包み込むように閉まっていく。 俺は春斗を見送りながら何気なく目線を上を見上げる。 そこには、上の階から春斗に銃を向ける陣野の姿があった。 俺は頭より先に手が動き気づいた時にはもう力一杯握りしめた拳銃から弾が放たれていた―… パァァァン!