『春斗君、大丈夫か…?』 『はい…』 春斗はうつむいたまま返事を返す。 やはり彩花さんの事がショック過ぎたのだろう… いつもの明るい春斗とは別人のように弱々しくふらつきながら近くにあったダンボールに腰掛けた。 春斗は震える手で彩花さんがポケットに突っ込んだティッシュに手をのばす…… うまく掴めなかったティッシュは春斗の手をすり抜けるとひらひらと床に落ち中から小さく折りたたんだ何かが顔を出した。 春斗は黙ってそれを拾いそっと開いた。