『危ねぇ…』 俺達は身を投げ込むように真ん中の塔へと転がり込んだ。 まだ銃声は響いている。 『もうバレちまったな…しょうがねぇ。とりあえず上に行こう』 『うん。』 俺は汗ばむ手で拳銃を握り直す… と、兵隊たちが床だけ残ったガラス張りの渡り廊下を走りこっちに向かってくるのが見える。 『大丈夫?怪我はない!?』 母さんが心配している。 『大丈夫!次は右?左?』 『左に廻っていったらエレベーターがある!そのまま一気に上に行けるわ!』 『わかった。』