走り出して数秒―… 『警告!!警告!!侵入者発見!!侵入者発見!!』 警告が響きわたった。 『おいおい、今はマズいだろ!?』 全面ガラス張り廊下は外から丸見えだ。 斜め下の方に見える、いかにも軍隊の基地のような建物からゾロゾロと兵士が銃を抱えて出てきた。 止まれば確実に当てられる。 そんな恐怖に煽られるように俺達はひたすら無我夢中で走り続けた。 パァン―…パァァン―… 誰かが何処かから狙撃してきた。 俺の少し後ろのほうのガラスが豪快に割れキラキラと光を反射させながら下へと落ちていく。