「あ、あれ秋野じゃん。」 春江が指さした方向には秋野が寒そうに歩いている。 『マフラーしてないし、馬鹿だな~』 そう言って、私たちは同じことを考えてたみたいでニヤニヤしながらこっそり近づく。 バコッ 「……、ッたー」 怒った顔で秋野は振り向く。 『秋野、おはよ。寒そうだね』 「痛ぇーな、雪玉なんて投げんなよ、がき」 「ふふ…秋野の背中何かぶつけたくなる!」 春江の言葉に軽く舌打ちしたあと、一緒に歩き出した。