「どーした?」

「うん、その犯人、今どこにいるのかな?」

「さあ、気絶させたからまだ別荘にいるか、その近隣にいるか、それとも…」

「分からないってことだね」

「うん」

またまた考え込む翔。
「ねえ…」

翔に友也囁やくように話し掛ける

「ん?」

「犯人、捕まえてみない?」

「……」

ニヤリと翔は笑い

「俺も今そう思ってた」

「よっしゃー!!そうと決まれば、俺たちで犯人絶対捕まえるぞー!」

「おー!!」