「驚いた??ふふっ」 井上美雪はくしゃっと笑った。 なんかキュンときた。 なんつ-か 可愛い。 .....って相手は幽霊だっての! 「そぉいえば前にも会ったよね??」 「は??」 前にも...?? 「ほら、去年の冬。ベンチで寝てたでしょ」 え あの女なのか?? 「金髪じゃねぇじゃん」 「あ~ あれはね、命日だったから、死んだときの姿になってたわけで。」 「??」 「だから、詳しく言うと 私は去年、君に会ったときに死んだの。そのとき私は金髪だったから。今は黒くされたけど。」