どうしよう…。

怒らせた…??

でも、言えなかったんだもん…。

どうすればいいかわからなくて…

ベンチに座って数分間俯いていたら・・・

「ひゃっ…!?」

頬に冷たい物が当たった。

上を見上げると、真尋くんが缶を持って立っていた。

「真尋くん…」

『これ、飲んだらちょっとは良くなりますよ!?』

良かった…。
戻って来てくれて…。