「ほんとは…っ、最初から気づいてました。こんなことしても意味ないって。でも・・・」

「そんなに真尋くんのこと好きなんだね!?」

「~っ…」

涙を流す美鈴ちゃん。

「いつから好きなの?」

「グスッ…えと、小5のときから…」

「えぇ!?小5ってことは…」

もう6年ぐらい!?

「長いね!!凄いな~、そんなに好きでいられるなんて。」

「でも、もう諦めなきゃですよね。」

ハハッと笑って言う美鈴ちゃん。

その顔が悲しそうで…ついこう言っていた。